明治中期の創業以来、5代に渡り、
変わらないおもてなしの心で
お客様ひとりひとりをお迎えしております

 
 
この度は「旅館だんごや」のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。四季折々の姿を見せる立山連峰の裾野、大岩山日石寺の門前にて商いをさせていただき、私の代で5代目となります。明治中期に建てられた当館は、創業当時そのままの昔ながらの木造建築のためご不便をおかけすることがあるかもしれません。これまで幾度となく「改装」という二文字が頭をよぎりましたが、この木造三階建てを愛してくださる方が大変多く、いまは、長く歴史を刻んできたこの建物を絶対に守らなければならないと心から感じているところでございます。
 
「伝統とは革新の連続である」という言葉をよく耳にします。『毎日を飾らずとも大胆に、自然の恵みを壊さずありがたくいただき、常に旅館だんごやらしさを追求し続けなさい』という先代の言葉を受け、昔の当たり前そのものが逆に現代から見ると革新であるというか長年続けてきたこと自体が革新なのではないかと思う今日この頃でございます。
 
良きスタッフに恵まれ支えられていることに感謝をし、大慈大悲の気構えとおもてなしの心で皆様のお越しをお待ち申上げております。